Mai.KAkashi Diary

カテゴリ: 創り話

僕はいつも待ち合わせの時は30分以上前に到着するようにしている。 待っている間に街行く人達をのんびりと観察するのは楽しいものだ。 もっとも大遅刻をして"元カノ"に躾られた為ではあるけど(汗) 当時お互いに若かったせいかよくぶつかることもあったけど僕は"元カノ ...

電話が鳴る。 (親友からだ…確か帰国は来週だった筈) 嬉しさ半分不思議さ半分で電話をとる。 「久しぶり!元気か?」 相変わらず元気そうだ。 「うん・・・何とかね・・・ところで帰ってくるのは来週じゃなかったっけ?」 「おぉ そうだったけど急用で早く ...

前略。 お久し振りです。 お元気ですか? 実は予定より早く仕事が軌道に乗ったのでもうすぐ日本に戻して貰える事になりました。 こちらに来てから君の事を一日たりとも忘れてた事はありませんでしたが真実を確かめる勇気がありませんでした。 またあの日突然の海外赴任 ...

この街では珍しく雪が舞っていた。 その街の公園の前で先程から彼女は涙を流していた。 彼女の姿は夕暮れ近く家路を急ぐ人々の関心を引く事はなく唯一人近くの喫茶店のマスターが見かねて声をかけた。 「待ち合わせ?そこの店の者だけど寒いから中で待ったら?別に注文 ...

俺とアイツはかつてライバルだった事もある。 野球を始めたのは小学校3年の頃で地元の野球チームに入った。 アイツはひと月程先にチームに入っていた。 以来ライバルであり親友だ。 正確に云えば本当のライバルとなったのは高校3年の時だけなのかも知れない…。 自 ...

今夜も彼女はいつもの場所で唄っている。 彼女は圧倒的な実力があるストリートミュージシャンだ。 少なからずファンもいて、メジャーデビューの誘いもあるが断り続けている。 彼女が何故プロデビューを頑くなに拒むのか…。 彼女が唄うのはある一人の為に歌をメッ ...

空に太陽と月が同居する黄昏時、見知らぬ街に僕は居た。 不思議な事に初めて訪れた場所の筈なのに懐かしい気がする街だった。 理解出来なかったのは何故此処にいるのかと云う事…。 (記憶喪失?それとも気が触れた?) いや朝の些細な喧嘩や昼食がカレーだった事 ...

日曜の午後、飛行場へと続くハイウェイ。 僕は車を走らせていた。 ナビシートに君は居ない…。 規則的なロードノイズとFMラジオのDJの楽しげな声が車内に虚しく響いていた。 僕は何時の頃からか君の心の内を気遣う事もせず、君の苦しみを感じる事なく、 唯君の優 ...

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